そんな中、2000年代にデータ保存していたCD-Rが何枚か出てきました。今ではほとんど使うこともなくなったメディアですが、恐る恐る中身を確認してみると、そこには懐かしい記録が残っていました。
私が20代のころ――今から25年ほど前。北海道を夜行列車で一周したときのデータです。写真だけでなく、当時作成した詳細な工程表や、宿泊したホテルの記録まで残っていました。
今では考えられないような、無茶とも言える行程。それらを一つひとつ眺めながら、頭の中であらためて「夜行列車で北海道を一周する旅」を妄想してみました。
■ 工程表
(※当時作成していた資料より)

■ 乗車した夜行列車など
(※今では姿を消した列車も多く、時代を感じます)

■ 詳細な工程(一部抜粋)

■ 1日目(青春18きっぷ:大阪 → 福島)
朝5時に大阪を出発。米原、大垣、豊橋、沼津と鈍行列車を乗り継ぎ、逗子で黒磯行きに乗車しました。
「黒磯行きって、本当にあるのか?」と調べてみると、当時は湘南新宿ラインが黒磯まで直通していた時代だったんですね。
福島まではひたすら鈍行移動。21時38分に福島駅へ到着し、「ホテルサンルートプラザ福島」に宿泊しました(5,250円)。
■ 2日目(青春18きっぷ+特急:福島 → 函館)
福島駅を朝9時発の快速仙台行きで出発。仙台から一ノ関で盛岡行きに乗り換え、さらに第3セクターを経由して八戸へ向かいます。
この頃、東北新幹線は八戸まで延伸されていたんですね。八戸からは再び東北本線に戻り、青森へ。
青森を20時06分発の「スーパー白鳥21号」に乗車し、函館へ渡りました。函館では「函館プラザホテル」に宿泊(3,129円)。今では考えられない価格です。
■ 3日目(函館観光+北海道フリーきっぷで稚内へ)
日中は函館市内を歩き回って観光。夕方に北海道フリーきっぷ(グリーン車用)にて、特急北斗19号に乗車し札幌へ向かいました。
グリーン車での移動は、今思えばかなり贅沢。当時は、このきっぷで寝台特急にも乗車できた記憶があります。
札幌駅に到着後、夜行の特急「利尻」に乗り継ぎ、最北の地・稚内を目指しました。

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こうして振り返ってみると、今やっていること、考えていることは、ほとんど変わっていないと感じます。
ただ、歳を重ねた分、体力的にも、時刻表的にも、同じ旅はもうできないでしょう。何より、夜行列車そのものが、ほぼ姿を消してしまいました。
4日目以降の旅程は、また次回に続けたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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