
先日、ブログのコメント欄から
「老後の生活(施設入居など)はどのようにお考えでしょうか。資産計画との兼ね合いなどお聞かせいただけると幸いです」
という質問をいただきました。
正直に言えば、老後について“おぼろげなイメージ”は持っていたものの、体系立てて考えたことはなく、深く考察にしたこともありませんでした。
この質問をきっかけに、いまの自分なりに一度、立ち止まって考えてみることにしました。
■独身としての前提と、終活への意識
私は独身です。
自分が亡くなったとき、直接困る人はいません。だからこそ、親戚や他人を含めて、できるだけ迷惑をかけたくないと思っています。
これからは「終活」を意識し、少しずつ準備していきたいと考えています。
まずは断捨離。物理的なモノを減らし、増えすぎた金融口座やクレジットカードも整理していく。
生活そのものを、もっとシンプルにしていきたいと思っています。
■老後も「ひとりで生きる」ための準備
老後も、できる限り自力で、ひとりで生活できる状態を保ちたい。
そのための備えは、今からしていこうと行動をはじめています。
食事に気を配り、良い習慣を身につけ、それを続けること。
腰痛や四十肩の兆しもあるため、ストレッチを習慣化して予防・改善を図っています。
筋肉量を維持するために、軽い筋トレも継続しています。
また、趣味の散歩は、リフレッシュと有酸素運動を兼ねた大切な時間です。
そして何より、心から楽しめる趣味であるサッカー観戦。もはや「生きがい」というより、生活そのものと言ってもいい存在です。
これだけは、老後も変わらず楽しみ続けたいと思っています。
■住まいと人生の目標について
もうすぐ五十路を迎えます。
10年以内には地元に戻り、小さな家を買いたいとHOMESなどのサイトを見ています。
資金はある程度ありますが、現実として「これだ」と思える物件には、なかなか出会えません。
そうなると賃貸も選択肢の一つです。
若かりし頃を過ごした地元で自由な時間と空間を手に入れ、心地よく、静かに余生を送りたいと思っています。
現在の人生の最大の目標は、両親の近くに住み、老いていく両親の最期を看取ることです。
正直に言えば、両親が亡くなった後、何を目標に生きればいいのか、不安になることもあります。
■老後資金についての考え方
老後に特化した資金計画は、実は特別に立てていません。
お金に色はついていないと思っていますし、今のまま資産運用を続けていれば、不足することはないと考えています。
もちろん、世界大恐慌や南海トラフ地震など、生活基盤が崩壊するような大きなリスクが顕在化すれば話は別ですが、それは誰にも予測できません。
資産運用は、今後も主にインデックス投資を継続するつもりです。
山崎元さんのこちらの動画を見て、「老後だからといって資産運用を変える必要はない」と、あらためて思いました。詳しくは、動画をぜひご覧ください。
高齢期の資産運用 3つの段階、3つの原則(山崎 元)【楽天証券 トウシル】
これまで試行錯誤してきた結果、資産はやや複雑になっています。
今後は、徐々にシンプルに整理していきたいと考えています。
■「余る不安」と、使い切る覚悟
もう十分に資産はあります。
むしろ、死ぬまでに使い切れるのか、不安になることもあります。
資金が余った場合は、とある場所へ寄付したいと考えています。
「ダイ・ウィズ・ゼロ」という考え方には共感しつつも、足りないよりは余る方がいい、という気持ちも正直なところです。
仮に世界恐慌で資産が大きく目減りしても、年金と残った資産で、なんとか生活できると思っています。
実際、年間200万円、最低でも150万円あれば生活できる実績があり、ミニマムな生活でもやっていける自信があります。
■施設入居についてのスタンス
将来、後期高齢者となり、体が思うように動かなくなり、ひとり暮らしが難しくなった場合。
そのときは、その時点の社会制度と残っている金融資産を踏まえて、最適解を選びたいと考えています。
20年後、30年後の社会構造がどうなっているかは、正直わかりません。
だからこそ、今から無理に決め打ちせず、10年後にあらためて考え直せばいい。
いまは、そういうスタンスでいます。
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今回いただいた質問をきっかけに、自分の考えをこうして言語化してみて、「老後の不安」は、お金よりも、生き方や心の置きどころにあるのかもしれないと感じました。
これからも、生活をシンプルにしながら、自分なりの最適解を探していきたいと思います。
末筆になりますが、ご質問頂きまして誠にありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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この記事へのコメント
名無し
特に「そのときは、その時点の社会制度と残っている金融資産を踏まえて、最適解を選びたいと考えています」との考え方は大変示唆に富むものでした。私も近い将来FIREを計画しておりますが、いい意味で、そういう考え方もあるんだなと思うことができました。ありがとうございます。