Q&A回答(2024.09.08)

qa_clipborad_anke-to_man.png

コメント欄にて、「質問です」さんよりご質問いただきましたので、本記事にて回答させていただこうと思います。

■お問合せ内容
現在、旧NISAを26.4万、新NISAを80万の元本、計106.4万を投資中です。毎月10万ずつオルカンやSP500等に積み立て投資中です。私の総資産は準富裕層の下層部位で毎月10万ずつ積み立てる余裕はあるのですがいざ、自分が非課税枠1800万を全て投資信託のような株で持つのは怖い気がします。年齢は40代前半、独身、実家暮らしで、訳あって今は収入はありません。(退職金と失業保険は約300万位となります。) 投資経験も少なく株式等に恐れを抱いている場合は新NISAの買い付けも計800万位にした方がよいのでしょうか? また月々の積み立て額も月10万ではなく3万位に減額して20年位かけて投資した方がよいのでしょうか?


■ご回答
文面より縷々悩まれていることとお見受けしております。

すでに実施済だったら申し訳ないのですが、私ならまず総資産より「現金で保持しておくべき額」を算出し、残りの余裕資金の中から4割(過去暴落時の減少割合)減っても大丈夫という金額をインデックス投信の買付に回します。

「現金で保持する額」については、人によって意見は異なります。生活資金3か月分で良いという人もいれば、私のように残りの人生生きていける額とする人もいます。このあたりは、セミリタイアした人や目指している方の発信やこちらなどの書籍を参考に、自分なりの心地よい額を算出いただければと思います。

[関連記事] 令和のブラックマンデーから現金保持(比率)を考える。

私はインデックス投信を買うことはリスクだと思いますが、逆に現金で保持しておくこともリスクだと思っています。

ということで、余裕資金でインデックス投信(オルカン)を購入することで、現金で保持するリスクへの対応としています。ちなみに、私は米国を中心とする世界経済の中長期的な成長を過去実績&世界人口の増加より確信しています。

[関連記事] リスクをとらないリスク

余裕資金の額次第で、インデックス投信を毎月購入する額も変わってくると思いますが、なるべく早い目に1800万円の枠を埋めるのが理論上はベターだと一般的には言われています。

私の場合は、成長投資枠は年初240万円一括、つみたて枠を月10万円積み立てて5年で1800万円の枠を埋めるつもりです(新NISAの投資方針)が、これも個々人の心地よさの塩梅だと思いますので、自分なりの心地よい金額を探ってみていただければと思います。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

↓クリック頂けると更新の励みになります!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

この記事へのコメント

  • 質問です

    丁寧なご回答ありがとうございました。
    自分も資産の全てを円で持つことに恐怖を感じているのですが、いざ、非課税枠1800万を全て投資してから暴落が来てしまうと、1日で100万、200万は余裕で吹き飛びそうで怖いです。今なら106万4千円しか投資していないのでどうとでもなりますが・・・。
    自分はネットに疎くて地銀で新NISAをはじめて、信託手数料は0.1%位のオルカンやSP500を購入しております。売買はノーロードなので信託手数料しかかからないのですが、1800万投資すると年1万8000円手数料が取られるのが痛いです。
    あと5年位は月10万の積み立て投資を続けてみて様子をみようかと思います。
    2024年09月08日 20:03