『知覧からの手紙』を読みました

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先日、図書館で借りた『知覧からの手紙』を読みました。

先月、鹿児島旅行の際に訪れた知覧特攻平和会館にて、講和を拝聴した際に耳にした本になります。

終戦間際、特攻隊員から婚約者へ宛てた遺書がとても印象残ったのですが、そのノンフィクションが書かれた本になります。

結婚式の直前に出撃命令を受けた特攻隊の穴沢利夫少尉は、飛び立つ直前、婚約者であった伊達智恵子さんへ遺書を綴った。

自分のことは忘れて強く生きるようにと諭しながら、最後には「智恵子 会いたい、話したい、無性に」と強烈な"未練"を残していた----。

それから六十二年。残された婚約者が、今なお彼を想いながら語り尽くした。

婚約者との出会いから婚約、そして特攻に至るまでのノンフィクションには、当時の世情も記載されており大変興味深いものでした。(京都鉄道博物館で観た戦時中の心得がそのままリアルに起こっていたんだと思い出したりしました。)

講和で伺った婚約者の方が後にインタビューで語っていたという言葉『今日は一番正直に真剣に生きてください』がとても印象に残っています。

読んでいただきたいと推奨できる本となりますので、機会があれば図書館で借りてぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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